福岡発のフットウェアブランド「ムーンスター」のショップがオープン
「使われてこそ価値のあるものをつくる」のブランドテーマを体感

フットウェアブランドのムーンスターは2020年6月27日(土)、「使われてこそ価値のあるものをつくる」ブランドをテーマに、同社のものづくり哲学を体感できるショップ「ALSO MOONSTAR(オルソー・ムーンスター)」を福岡市中央区薬院にオープンする。

ムーンスターの靴は、あくまでも履き心地を最優先し、足元を安全に支え、主役を引き立て、暮らしに寄り添う道具であるという同社のスタンスを表現するため、店名を「ALSO」と命名。

「Made in Kurume」のスニーカーをメインとしたプロパー全アイテム、コラボなどの限定品、足回りに関連するセレクトアイテム、靴を製造する過程で出る廃材をリユースしたオリジナルプロダクトなどを展開するそうだ。

さらに、特色のあるショップが多く集まる福岡・薬院というロケーションで、ギャラリーや多目的に集まれるサロンとしての活用、靴の製造やものづくりを体験できるワークショップなど、ライフスタイルをより良くするサービスを提供するとしている。

建築・設計はTORU SHIMOKAWA architectsが担当。国産を中心に据えた初の旗艦店として、ムーンスターが積み重ねてきた真摯なものづくりへの姿勢を表現するために、日本建築の基盤である、大工・左官・石工の職人たちによる本質的な空間を目指したという。

また、これに合わせて、デジタル上でも顧客と直接つながり、価値観を共有して一緒にものを使うことを考えていくオウンドメディア「In Use」を公開した。

暮らしの一部として履かれているムーンスターの靴をアーカイブとして残していく「ユーズドムーンスターアーカイブ」、ムーンスター愛用者のライフスタイルや共通点を紹介する「私とムーンスター」、福岡・久留米で見られる佇まいを切り取る「いい佇まい」、ムーンスターのものづくりを象徴するはなしをまとめた「10のはなし」など、さまざまなコンテンツを順次アップしていく予定だ。End