NEWS | インテリア
2020.06.19 18:27
ポーランドのデザイナー Pani Jurekと建築家 Piotr Musialowskiが手がけた円形の照明「KOLO」は、触れることで調光ができるという、遊び心のあるプロダクトである。「KOLO Magnet」と「KOLO Sand」の2タイプがあり、いずれも使う人のニーズや気分に合わせて光を調整することができる。
「KOLO Magnet」は、照明に取り付けられたマグネットの小さなディスクをスライドさせることで調光ができるもの。この操作によって、さまざまな段階に明るさを調節することができる。
Pani Jurekは、天体観測にも似た体験ができると語っている。たとえば日食のような、小さな天体が動くとこで背後にある天体の光が現れたり隠れたりする、という現象が楽しめるだろう。
また、「KOLO Sand」は、ウォールライトに砂時計のような機能が加わったものである。ライトを上下逆さまに動かすことで、砂がゆっくりと照明に注がれ、明るさも次第に変化する仕組みだ。かすかな音をたてながら美しい形をなしてゆく、落ちてゆく砂をながめる楽しさも味わえるだろう。