NEWS | グラフィック / フード・食
2020.06.15 13:45
三越伊勢丹は、日本の美意識あふれる作品をパッケージにあしらったコラボレーションギフトを提案しているが、2020年中元期より、この取り組みに東京国立近代美術館が新たに参加する。
これまで、日本が世界に誇る美術品を守り、未来へと受け継ぐコラボレーションとして、2016年中元期より東京国立博物館、2019年中元期には京都、奈良、九州の国立博物館も加わり、紹介する作品も増えている。
今回複数の商品でコラボレーションした、小原古邨(祥邨)は明治10年(1877年)に石川県に生まれ、数多くの美しい木版画を生み出した画家。好んで題材としたのは花鳥画で、四季折々の花とともに遊ぶ鳥の姿など、細やかな観察眼で活き活きと色彩鮮やかに身近な生き物たちを描いた。
また、東京国立近代美術館は、2020年6月16日(火)から8月23日(日)まで、および8月25日(火)から10月25日(日)まで、所蔵作品展「MOMATコレクション」を開催する。展示の一部では小原古邨(祥邨)の特集をし、前期ではギフトに使用された作品を展示する。
6月16日(火)11:00からは、ゲストにアートディレクター・ライターのナカムラクニオを迎え、「東京国立近代美術館・国立博物館コラボレーションギフトライブコマース」をライブ配信して、商品を紹介する予定だ。