公共スペースの手の接触を減らすために
英デザインスタジオが足でドアを開ける器具「Shoe Pull®」を考案

 

新型コロナウイルスの感染リスクを抑えようと思っていても、不特定多数の人が触れる公共スペースのドアを開けるときには、他に方法がなくてやむなく取っ手を掴んでしまう人も多いだろう。 そこで、イギリスのクリエイティブスタジオ Philip Watts Designが「Shoe Pull®」という器具を発売している。公共スペースのドアの取っ手を掴むことなく開閉するためのツールである。

 

この「Shoe Pull®」をドアの底部にセット。前に出ている部分を足で踏み、そのまま足を引いてドアを開けるという仕組みだ。手を清潔に保つことができ、感染のおそれも少なくて済むだろう。 

 

 

素材はステンレスで厚さ4㎜のものを使用。サテンブラシ仕上げにより、強くて長持ちするものに仕上がっている。また、スムーズに開けられるようにすることで、ドアを擦り傷から保護してくれるし、別売りの床に取り付けるドアストッパーと一緒に使うこともできる。 今後1年間にわたり、売り上げの20%はイギリスのNHS(国民保健サービス)に寄付されるそうだ。End