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2020.06.09 15:50
風船の企画・製作・販売を行う横浜風船は、風船製造の技術を応用した「風船屋さんの簡易防護服」を開発した。2020年6月中旬に開発協力元の医療機関へ優先納入したのち、順次提供を開始する。
ポリエチレン製でバリア性に優れたこの防護服は、エンボス加工を施しているので、衣服にまとわりつきにくく、さらっとした着心地を実現。また、帯電防止加工を施し、静電気を帯びにくく、粉塵などの汚れが付着しにくいそうだ。
腕を通して頭から被るだけで、紐を結ぶ手順などがないため、すばやく着衣ができる。脱衣も、背面にミシン目加工を施しており、背面を左右に引っ張ると切り離れ、付着した汚れに触れないように脱ぐことができる。
さらに、素材の柔軟性を活かした設計で、手首・襟元は必要最低限の隙間しかできない。前面だけでなく背面も覆われており、保護面が広くなっている。