NEWS | インテリア
2020.06.04 17:00
ベルギーのデザインデュオ Muller van Severenは、フランス・リール郊外にある歴史的建築「Villa Cavrois」にて展覧会「Design ! Muller Van Severen at Villa Cavrois」を開催。リヨン都市共同体は2020年度の「世界デザイン首都(World Design Capital)」に選ばれており、その一環としてMuller van Severenが特別展を行うことになった。
建築家 ロベール・マレ=ステヴァンスが1932年にデザインしたモダニズムの傑作「Villa Cavrois」にインスパイアされた同展では、新作「alltubes」シリーズなどの作品を厳選し、モダンな城館のさまざまな部屋に展示。
さらに、今回の展覧会に向けて、新作ソファ「sofa cavrois」もデザインした。ソファをデザインするのは初めてのことだそうで、形状としては「wire s#」シリーズを受け継いでいるが、仕上げや雰囲気はまったく新しいものを目指した。
「wire s#」は文字通りワイヤーでできているので中が透けて見えるが、「seat cavrois」は暖かみのあるグリーンのリネンを使用することで、そのユニークな形状を強調。人々が互いに離れることなく、間近に座ることができるソファである。
なお、Villa Cavroisは現在、新型コロナウイルスの影響により閉館中で、まもなく再開されるそうだ。