NEWS | インテリア
2020.06.02 16:30
ニューヨークのインテリアブランド TRNK NYCは、3組のデザイナーと「TRNKコレクション」による、金属と石を共通の材料とするインテリアのウェブ展示「REND」を公開している。
新作や限定品の家具で構成された同展には、メキシコシティを拠点とするDisciplina Studio、ソウルのFict StudioおよびSisan Leeが参加。
Tariq Dixonが手がける自社ブランド・TRNKコレクションとともに、作品を通じて、ハードとソフト、がっしりとしたものとフレキシブルなもの、暖かさと冷たさというコントラストを探っている。
Disciplina Studioによる「COLLECTION 01 TABLE 05」と「COLLECTION 01 TABLE 06」は、捨てられる大理石のスラブをテーブルトップに使用したもので、ひとつひとつ形状が異なるという。また、「COLLECTION 03 WALL MIRROR」は、ニッケルの錆コーティングしたユニークなテクスチャを備えている。
Fict Studioが手がけた「FRAGMENT STOOL」と「FRAGMENT CHAIR」も、廃棄される大理石の断片に樹脂を組み合わせたもので、空気のように軽い作品ができあがった。
そして、Sisan Leeのチェア・スツール・シェルフからなる「Proportions of Stone」シリーズは、天然の石をもとにそれぞれの形状や機能を決定。自然と人工物のバランスをとることを目指した。
また、TRNKコレクションから、「ARC TUBE LEGS SOFA」「ARC CHROME ARMCHAIR」「ANGLE CHROME ARMCHAIR」は、布張りの座面に対して特注のクロムメッキを脚に使用。対照的な素材により、アイキャッチな相互作用を実現している。