ピニンファリーナがリニューアルを手がけた
楽天モバイル・渋谷公園通り店、万華鏡をイメージした内装に注目

▲店舗2階

楽天モバイルは、東京・渋谷公園通り店をリニューアルし、2020年5月27日にオープンした。店舗内装はイタリアのピニンファリーナ(Pininfarina)が手がけており、そのデザインが公開されている。

3階建ての店内は万華鏡をイメージした類を見ないデザインで、訪れた人は移動するごとに、一連の空間から生命とエネルギーに満ちたユニークなインテリア体験を得ることができる。

デザインのベースとなるのは三角形のエレメントで、壁紙のグラフィックからロビーのベンチ、ウッドクラッドまで、空間全体にあしらった。店内に入ると楽天のロゴから派生した三角形は次第に増え、繋がり合い、ネットワークを形成していくのだ。

カラーは楽天モバイルのブランドカラーであるマゼンタを基調とすることで、テクノロジーに光や自然が溶け合った活気のある雰囲気が生まれた。また、店内には無垢材や竹を使用するなど、自然と調和した店舗づくりにもなっている。

▲店舗1階

各階を見てみると、1階は、顧客の契約スペースやスマートフォンなどの展示フロアとして使用。訪れた人はデバイスに自由に触れることができるほか、受付カウンターや快適なラウンジを用意している。

2階はプロダクトやサービスの購入スペース。新しい世代をターゲットにしたデザインで、ソファを直線状に並べることにより、顧客は契約するときに店舗スタッフとダイレクトでフレンドリーなつながりをもつことができる。また、3階はブランドの新しい製品やテクノロジーの発信基地で、プレミアム顧客は直接体験したり、オンラインで購入した商品をピックアップすることもできる。コーヒーサービスなど、訪れた人がひと休みできる場所を提供している。End

▲店舗3階