NEWS | コンペ情報
2020.05.29 14:30
アドビ システムズは、新型コロナウイルスの影響で厳しい状況に置かれたクリエイターの創作活動を支援するため、アメリカ本社のアドビが創設した「Creative Residency Community Fund」への申請受付を開始した。
グローバルで約1億円(100万米ドル)に上るこのファンドは、クリエイターの個人プロジェクトのサポートや、アドビの委託プロジェクトの依頼を行うことで、より多くのクリエイターを支援するもの。
クリエイターから申請されたプロジェクトの企画内容やクリエイティブのスキルに応じて、個人の「クリエイティブプロジェクト」または「アドビ委託プロジェクト」のどちらかに申請可能。
「クリエイティブプロジェクト」は、個人の創作活動に対してのサポートで、企画のアイデアやその制作プロセスのシェア、タイムラインの提案をもとに選考委員会で審査される。
また、「アドビ委託プロジェクト」は、会社のニーズやタイミング、個人のスキルや強みに応じてプロジェクトとのマッチングを行い、制作活動のサポートを行うそうだ。
どちらのプロジェクトも、対象に選定された場合は5~50万円のCommunity Fundを受け取ることができる。さらに、Creative Cloudの1年間の無償ライセンスやキャリアガイダンスのワークショップなど、追加サポートも受けることが可能だ。