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2020.05.27 15:06
住友商事は、東京都が実施するスマートポールの先行・試行設置及び検証について、東京都と協定を締結した。NECと共同で、2020年6月末をめどに、西新宿エリアへの2種類のスマートポール設置を目指す。
スマートポールとは、通信基地局やWi-Fi、街路灯やサイネージなどを搭載した多機能ポールで、新しい地域サービス提供するインフラとして活用が期待されている。
住友商事とNECは、東京都の協力事業者として、2020年6月末までに西新宿エリアに2種類のスマートポールを設置し、平常時と非常時の両面から有用性を検証。
具体的には、デジタルサイネージや人流解析カメラなどの機能を搭載したNECの「スマート街路灯」に、複数の通信事業者が共用する5G共用アンテナシステムを搭載したモデルと、複数の通信事業者の5G基地局を設置するサイトシェア型のモデルを設置予定だ。
5G共用アンテナシステムの本格稼働は2021年3月を目指しており、スマートポールの設置や運用の知見を蓄積することで、将来的には都内全域への展開を目指している。