日本の掃除文化にインスパイアされ、ドイツのデザインユニット
Studio B Severinが「掃除するジュエリー」KIREIを設計

▲写真:Studio B Severin

ビルギット・ゼヴェリン(Birgit Severin)とギヨーム・ノイ=リナウド(Guillaume Neu-Rinaudo)によるデザインユニット Studio B Severinは、掃除用の道具にもなるジュエリーコレクション「KIREI」を手がけた。

日本に留学した際には「掃除文化の精神的な側面についてリサーチをした」という彼ら。このプロジェクトは、身体だけでなく身の回りや周囲の環境を毎日きれいにするという日本の習慣にインスパイアされたものである。

▲「Litter-Rings」 写真:Studio B Severin

ごみを拾うための「Litter-Rings」、折りたたみ式の雑巾とセットになった「Dust-Bracelet」、顔や体を洗うスポンジを組み込んだ「Pollution-Necklace」の3点からコレクションで、私たちは地球環境の一部だということを理解する最初のステップとして、掃除することの大切さを表現している。

▲写真:Studio B Severin

▲写真:Studio B Severin

こうした実践を通して、純粋さや心と体を等しく大事にすることを学び、周りの人々や手の届く環境に感謝することができるという。そして、私たちの意識を変え、環境と再びつながり、積極的に関わることができるのだそうだ。

▲「Dust-Bracelet」 写真:Studio B Severin

▲写真:Studio B Severin

▲写真:Studio B Severin

さらに、私たちの行動を原因と結果の関係から考えることもできるという。健康のバランスを維持するために掃除が必要で、私たちの生活の一部となる循環サイクルを身につけることができるとしている。End

▲「Pollution-Necklace」 写真:Studio B Severin

▲写真:Studio B Severin

▲写真:Studio B Severin

▲写真:Studio B Severin