オフィス出社の安全対策として、
密閉型ワーキングスペースポッドシステム「Q.workntine」が登場

エジプト・カイロのデザイナー Mohamed Radwanは、新型コロナウイルスの感染が拡大している状況下での仕事をサポートする、オフィスポッドシステム「Q.workntine」を公開している。

このコンセプトポッドは、従来のオフィスと同じ1平米あたりのスタッフ数を維持しながら、職場内での安全と防護が確保できる密閉型のスペース。

外出自粛が長引けば、健康維持に必要不可欠なモノを提供する企業などは、必要最低限の労働力を維持しながら、出社を余儀なくされるかもしれない。また、モノの不足が世界経済に悪影響を及ぼさないように、出社せざるを得ない状況になる企業もあるだろう。

そこで同氏が考案したこのポッドは、ハチの巣のような六角形をしたもので、どんなレイアウトのオフィスにも合うように設計したという。また、ホームベースのように一方をまっすぐにした五角形したものや、管理職向けの細長い六角形のものをデザインした。

アクリル製のドアは、取っ手がなく顔認証システムによって自動で開閉。透明なので上方からの採光も可能、天井のファンを使えば換気もできる。壁面は無孔材とすることで洗浄、消毒しやすくし、衛生面にも配慮している。End