NEWS | テクノロジー
2020.05.22 16:15
ニュージーランド・ウェリントンのスタートアップ Eight360は、ユニークなVRモーションシミュレーター「NOVA」を開発した。
ユーザーは、この球体のプラットフォームに乗り込んで、360度回転しながらこれまでにない没入型のVR体験を楽しむことができる。ゲームなどのエンターテインメント分野だけでなく、航空分野でのフライト訓練や軍事分野でのトレーニングなど、幅広い用途に対応しているという。
コックピットのデザインはモジュール式になっているので、カスタマイズが可能。たとえば、航空機や戦闘機などのフライト訓練用には操縦桿、レーシングやオフロードなどの自動車用にはステアリングやペダルを取り付けることもできる。
球体は、ベース部分に取りつけられた3つのホイールで全方向に駆動。シートベルトもしっかりとしていて、急激な動きにも安全に対応できる。搬入や設置も簡単で、電源も標準的なプラグだそうだ。
同社によれば、テクニカルサポート、アップグレード、メンテナンス込みで、年間15万(約1,600万円)でリースするとしている。