史跡名勝天然記念物を保護100年
記念として、文化庁による特殊切手が発行

▲上高地/特別名勝・特別天然記念物

文化庁が実施する「記念物100年」事業の一環として、2020年7月17日(金)に特殊切手「史跡名勝天然記念物保護100年」を発行する。

「記念物」(史跡名勝天然記念物)保護の取組みが始まってから、2019年で100年を迎えた。

この節目に、文化庁では「記念物100年」事業を展開中だ。2019年度から2021年度にわたって、記念物保護の重要性を多くの人に知ってもらうために、さまざまな事業を実施している。

▲五稜郭跡/特別史跡

今回の特殊切手に掲載される記念物は、「五稜郭跡/特別史跡」「今帰仁城跡/史跡」「平城宮東院庭園/特別名勝、平城宮跡/特別史跡」「吉野ヶ里遺跡/特別史跡」「上高地/特別名勝・特別天然記念物」「兼六園/特別名勝」「天橋立/特別名勝」「カモシカ/特別天然記念物」「コウノトリ/特別天然記念物」となっている。

記念物の種類は、遺跡だけでなく名勝地や動物・植物・ 地質鉱物など多種類で広範囲にわたる。調査や研究の結果、記念物の中でも重要と判断されたものは「史跡名称天然記念物」に指定されている。

人々の自然観や土地への思いを継いで、それにまつわる文化を守り育むことが記念物保護の取り組みである。End

▲今帰仁城跡/史跡

▲平城宮東院庭園/特別名勝、平城宮跡/特別史跡

▲吉野ヶ里遺跡/特別史跡

▲兼六園/特別名勝

▲天橋立/特別名勝

▲カモシカ/特別天然記念物

▲コウノトリ/特別天然記念物