ポルシェ、8代目「ポルシェ911」から新デザイン
4輪駆動のルーフモデルのバリエーションを発表

▲「911タルガ4」

ポルシェジャパンは、8代目「ポルシェ911」のクーペ、カブリオレに続く第3のボディバリエーションとして、4輪駆動のルーフモデル「911タルガ4」と「911タルガ4S」を発表した。2020年5月18日(月)より予約受注を開始している。

▲「911タルガ4」

「911タルガ」の特徴は、革新的な全自動ルーフシステムにある。1965年に登場した初代モデルと同じく、特徴的なタルガバー、フロントシート上方の可動式ルーフセクション、ラップアラウンド型のリアウィンドウを備え、ルーフの開閉に要する時間はわずか19秒だという。

▲「911タルガ4S」

▲「911タルガ4S」

先代モデルと比較して、エクステリアは8世代目のデザイン要素がより強調されたフロントタイヤハウスと、LEDヘッドライトの間には、初代911のデザインを想起させる独特の凹みを持つボンネットを採用。リアは、幅広で可変展開式のリアスポイラーとシームレスに統合されたエレガントなライトバーが特徴的となっている。

インテリアは、「911カレラ」を彷彿とさせる、明確で直線的なダッシュボードのラインと奥まった計器類をもつ。ポルシェの特徴である中央に配置されたレブカウンターに加え、フレームレスの薄型フリーフォームディスプレイが2つ設置し、ドライバーにより多くの情報を提供してくれる。

▲「911タルガ4S」

エンジンは、ツインターボチャージャーを装備した、3リッター6気筒ボクサーエンジンを搭載。「911タルガ4」の最高速度は289km/h、「911タルガ4S」の最高速度は304km/hを誇るそうだ。End