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2020.05.19 14:00
シンガポールのデザイン集団 STUCK Designは、新型コロナウイルス対策として、6種類のプロダクトを公開している。
「Home Nudge」は、家族に外出を控えるように促すためのプロダクト。プリントアウトできる紙のリングで、顔を合わさなくてもドアノブに掛けておけば、ステイホームのメッセージを伝えることができる。子どもや若者、年配の人に向けてさまざまなグラフィックをあしらうことで、ターゲットを考えたメッセージの発信も可能となる。
そのほか、医療用のツールとして、「Aerosol Shield」は、飛沫感染防止用のエアロゾルボックスで、折りたたみ式で軽量の骨組みを展開させ、そこに透明のビニールシートをかぶせるタイプである。アクリルボックスではないのでかさばらず、ビニールシートも使い捨てなので感染リスクを抑えることができる。
さらに、手通し穴として「Multi-Band Porthole」と「Quick-Seal Porthole」の2タイプを開発。Multi-Band Portholeは、手通し穴に複数のゴムバンドを交差させて張ることで、腕をスリーブから入れたときに、前腕部をしっかりと締めつけてくれる。一方、Quick-Seal Portholeは、手通し穴にゴムシートを複数重ねたもので、腕に密着してくれ、動作の自由も確保する。
また、「UV Cover for Mask Box」は、N95マスクを箱のなかに入れてボタンを押せばUV除菌してくれ、「X-Hood」は、前方はアクリルのフェイスシールドで覆い、後方は生地を張って顔全体をすっぽりとかぶることが可能だ。