NEWS | アート
2020.05.19 15:00
デジタルアート作品を手がける韓国のデザインオフィス d’strictは、ソウル市内で錯視を使った世界最大級のLEDスクリーンによるパブリックメディアアート#1「WAVE」を公開した。
本物の巨大な波のプールが街に現れたかと思うような、息をのむような大迫力のデジタルアート作品で、COEX K-POP SQUAREにある幅80.9m×高さ20.1mの韓国最大・高解像度の屋外デジタル広告(Digital Out of Home、DOOH)で披露。
このDOOHは平面でなく立体的になっており、正面からでも横からでも波の渦巻くリアルな情景を楽しむことができる。また、波がぶつかって天井に打ち上げられると、水が天井にあたった跡も再現されている。
d’strictは、DOOHによるビジュアルコンテンツの作成を専門としているそうで、今回公開した「WAVE」は、錯視を使ったものとしてはライセンスビジネス作品第1弾になるという。また、スクリーンのサイズや形状に合わせた魅力的なビジュアルコンテンツの開発を目指している。