スポーツアイウェアブランドSWANSが開発
3Dプリンタでできたアイガード「GUARDIAN-Fit」

SWANSブランドのスポーツアイウェアを製造販売する山本光学は、3Dプリンタを活用した世界初のアイガード「GUARDIAN-Fit(ガーディアン・フィット)」を開発した。2020年6月1日(月)よりSWANS直営店とSWANS公式オンラインショップにて販売を開始する。

これに合わせて、バレーボールVリーグ・デンソーエアリービーズ所属の鍋谷友理枝選手とSWANSアドバイザリースタッフ契約を結んだことを発表した。

同製品は、2mの至近距離から時速160kmの野球硬球が衝突してもレンズが外れず破損しない「高い安全性」、3Dプリンタだからこそ実現できた「優れたフィット感と通気性」をあわせ持つフレーム、裸眼とほぼ変わらない「広い視界」など、優れた機能が搭載されてる。

スポーツにおける「眼」からの情報はとても重要で、視覚からの情報伝達は8割を占めるとされる。練習中に右眼を負傷した鍋谷選手は、同社を訪れてSWANS「アイガード」を購入・使用したそうだが、トップアスリートのさまざまな要望を満たすには、より高度な製品が必要だとわかったという。

そこで、鍋谷選手のアドバイスを参考に「視界の広さ」「通気性に優れた独自形状」「安全性とフィット感」などを重視。鍋谷選手の顔の3Dデータ計測を行い、米Carbon社の3Dプリンタを活用した「GUARDIAN-Fit」が誕生したそうだ。End