NEWS | プロダクト
2020.05.07 15:20
新型コロナウイルス感染拡大の影響が長期化することが予想されるなか、日常の活動やより広い世界への関わりをどのように取り戻すかが問題となっている。
そこで、デザインスタジオJoe Doucet×Partnersは、おしゃれな外見で、着用していても「新しい普通」のように、日常の中で違和感のないデザインのフェイスシールドを公開している。
これは、望まない必要を多くの人が受け入れて適応するためのデザインとはどういうものか、という問いに端を発しているそうだ。
ワクチンが開発され、大量生産されて広く普及するまでは、外出の自粛やソーシャル・ディスタンシング、個人用防護具(PPE)の着用を毎日行わなければいけないだろう。現在のところ、フェイスシールドやバイザーはサージカルマスクよりもずっと効果的だとされているが、そういった防護具のデザインはあまり快適ではないし、見た目もよくない。
同デザイン事務所のフェイスシールドは、たんに必要だからというだけでなく、積極的に着用したくなるデザインを目指したという。
サングラスのレンズと弦が一体化しており、これまでのこのフェイスシールドよりも実用的でありながら、着用したときの疎外感や煩わしさも軽減されているのだ。