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2020.04.27 14:40
Hondaは新型コロナウイルス感染防止にむけた支援活動として、2020年4月13日に東京都港区・渋谷区へ「感染者を搬送するための車両(仕立て車)」を提供した。今後は都内など、感染者の多いエリアから納車する予定にしている。
この車両は自治体への軽症者の移動を支援するためのものだそうで、搬送時の感染リスクを削減するため、「ODYSSEY」や「STEP WGN」などの運転席と後部座席に仕切りを設置。
エアコン機能を使い、運転席を陽圧状態に、患者を乗せる後部座席は陰圧状態にし、前後席間の圧力差を利用。後部座席から運転席への空気の流れを防ぎ、飛沫感染を抑制する構造に仕立てている。
今後は埼玉製作所(狭山工場)を皮切りに、国内事業所で生産予定だという。また、2020年5月末までに、医療現場でのニーズが高い「フェイスシールドの生産」を開始すると発表。人工呼吸器についても、生産支援を視野に引続き検討するとしている。