健康に大きな注目が集まる現在、気になる症状があっても、これぐらいのことで病院に行っていいものだろうかとためらう人も多いだろう。検査が受けたくても、混雑してなかなか受けられないという状況もあるかもしれない。

インダストリアルデザイナー Belfug Senerが考案した「Blink」は、バイタルサインを測定したりメディカルチェックができるコンセプト・スマートモニタリングデバイス。

集めたデータは医師に報告され、さらに詳しいアドバイスがうけられるそうで、血圧や体温の測定のほか、血液、尿、唾液の検査もできるとしている。

これにより、日々の検査によってヘルスケアの質を高め、患者と医師のあいだの健康に関するコミュニケーションも向上させること可能だ。

高齢者、大家族、乳幼児、持病のある人など、幅広く定期的なチェックをすることができる。また、ユーザーは健康について受け身になるのではなく、より積極的に情報を得ようという考えにもつながる。シンプルで使いやすく、多機能で高性能、そして衛生的であれば、リスクを減らし、不安を解消することができるだろう。