外出制限下で注目されるドローンデリバリーサービス
米Alphabetの傘下にスタートアップ「Wing」が提供

Googleの親会社である米Alphabetの傘下に「Wing」というドローンスタートアップがある。2019年にローンチし、ドローンを使ってデリバリーサービスを展開している。

時速113km/h・往復20kmの飛行が可能で、1.5kgの積載が可能。一般の家庭向けに、小包から医薬品コーヒーやフード、文具・雑貨まで、6マイル(約9.6km)の距離を6分間で届けるという。

専用のアプリで注文すれば、荷物をしっかり固定し、最適なルートで飛行。アプリで追跡も可能で、到着すれば通知が届く仕組みだそうだ。

現在、サービスを展開しているのは、豪キャンベラおよびローガン・シティ、フィンランド・ヘルシンキ、米バージニア州クリスチャンズバーグのみ。

同社の最新ブログでは、キャンベラでのローンチ1周年を伝えているが、やはり気になるのは新型コロナウイルスの影響だ。人と人との接触を避けなければならない状況下では、同社のデリバリーサービスがコミュニティをサポートできるとしている。

実際、クリスチャンズバーグでは注文が急増していると伝えている米メディアもある。これを機にこうしたドローン宅配サービスが一気に拡大する可能性もあるかもしれない。End