NEWS | デザイン誌「AXIS」
2020.04.23 08:30
デザイン誌「AXIS」最新号発売のお知らせ
特集
デザインミュージアムの正解
日本にデザインミュージアムをつくる、そのヒントと課題
「日本にデザインミュージアムを」。デザイン関係者であれば誰もが賛同しそうな構想が、議論が始まって20年近く経った今も、未だに実現していません。その理由は何なのか。つくりたいという想いと、望まれるべき姿。その溝をどう埋めていくか。遠からず日本に誕生してほしいデザインミュージアムの道しるべになれればという想いを込めて今回の特集をお届けします。
特集一覧
・デザインミュージアムをめぐる20年
矢島進二、青柳正規、林 保太、倉森京子、洪 恒夫、土田貴宏、植木啓子、佐藤 卓、田根 剛
・日本にデザインミュージアムは必要? 日本でデザインに携わるプロフェッショナル100人の声
・デザインミュージアムアトラス 暮沢剛巳が選ぶ世界のデザインミュージアム
・ヴィクトリア&アルバート博物館 リーフレットから実際の団地まで
・デザインミュージアム・ロンドン デザインのインパクトを万人に与えたい
・ヴィトラデザインミュージアム 真の議論を引き出すための教育・普及プログラム
・私のデザインミュゼオロジー
ロバート・キャンベル、橋下 徹、丸山ゴンザレス、青木竜太
・デザイン展はどこまで人を惹きつけることが可能か
・博物館とショップを行き来する、DJのようなキュレーターが必要 スズキユウリ×菅 俊一
LEADERS
クリストファー・ハウソローン(ロサンゼルス市 チーフデザインオフィサー)
2028年に3度目のオリンピックを控えるアメリカ・ロサンゼルス。それに先んじて、18年に同市市長のエリック・ガルセッティは市の都市計画を統括するチーフデザインオフィサーを起用しました。アメリカ国内の他都市にはないユニークな役職は、いわば街をデザインする最高設計責任者。この役職に就いたのが建築批評家のクリストファー・ハウソローン。これまでの仕事を振り返りながら、そのビジョンに迫ります。
田川欣哉のBTCトークジャム
ゲスト:佐宗邦威(BIOTOPE代表、チーフストラテジックデザイナー)
デザイン・イノベーションファームTakram代表の田川欣哉さんがナビゲーターとなり、ビジネス、テクノロジー、クリエイティブの3領域で活躍するトップランナーを迎える対談連載。第18回のゲストは、共創型戦略デザインファームBIOTOPE代表の佐宗邦威さんです。
インサイト
レクサス・デザイン・アワードにみるメンタリングの効き目
未来を予兆する革新的なアイデアを募ってきたレクサスデザインアワードが、優れた成果を輩出している理由のひとつに、創設時から採用するメンタリング制度があります。そのやり取りの一端が初めて公開されたニューヨークの現場を取材しました。
インサイト
アートのパラドックスと社会貢献 ガーナのアーティスト、イブラヒム・マハマ
現在、アフリカの現代美術は欧米で注目の的。多くの人はアフリカという言葉から躍動的な構図や大胆な色使いを想像しますが、イブラヒム・マハマの作品は真逆、静寂そのものです。カカオを入れた麻袋や輸送コンテナといった廃材を用いた作品は、母国ガーナの歴史を物語ります。著名アーティストとなった彼の眼は今、自国の子どもたちやコミュニティの再建に注がれていました。
インサイト
mui Labが目指す、暮らしに余白を生み出すテクノロジー
穏やかで、静かに佇むデバイス。人の生活を目に見えないかたちでサポートしつつ、必要なときには簡単に活用できる。近年多くのプロダクトデザイナーやUXエンジニアらが注目するこの「カーム・テクノロジー」のフィロソフィーを、京都の地に創出しようとする企業があります。スタートアップとして世界で多数の賞を受賞する「mui Lab(ムイ・ラボ)」。生み出した「mui」は、人とテクノロジーの新たな関係を提示しようとしています。
他にもさまざまな業界のオピニオンリーダーによる記事を掲載
・クリエイターズナビ
コンスタンティン・グルチッチ、岡田多恵、バス・ティマー、佐野勇太、三島大世
・& DESIGN
君島佐和子(フード)、大根田 杏(ファッション)、太田睦子(アート)、長谷川敦士(ビジネス)、土田貴宏(インテリア)
・Sci Tech File 不老不死のベニクラゲが教えてくれること
藤崎圭一郎
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