「せん」と「てん」の異なる「かたち」が出会う物語
フランスの絵本「せんとてん」が日本登場

かんき出版は、ヴェロニク・コーシー著、ローラン・シモン絵による絵本「せんとてん」を発売した。

「せん」と「てん」の異なる「かたち」が出会い、遊びからはじまり、いろいろなものを作り始め、「いろ」づいていく。お互いを受け入れ、新しい発見が生まれることや共に生きることの大切さを描く作品で、子どもはもちろん大人にも気づきを与えてくれるという。

フランス人の著者とイラストレーターによる同書は、11カ国語に翻訳されている人気の絵本。ベルギーやフランスでは、人々の違いなどを議論するために小学校などの教育現場でも先生たちが活用しているそうだ。

読者対象は年少・年中・年長~小学校低学年(4歳から10歳)だが、1歳からの読み聞かせにも使える。子どもが「いろ」や「かたち」を感じ、創造性を膨らますことができる内容だ。

翻訳は詩人・谷川俊太郎が手がけた。A4変型・32頁で価格は1,500円(税別)となっている。End