NEWS | サウンド
2020.04.15 15:40
スウェーデンのデザイナー Love Hulténは、昔ながらの職人技とモダンなテクノロジーを融合させて、形状と機能の意外な組み合わせから生まれたユニークな作品を手がけている。
そんな彼の新作「Slagwerk-101」は、さまざまな打楽器をベースにしたオーディオビジュアル作品だ。いわばセミアコースティックなコンセプト・ドラムマシンで、ユーザーは好みのリズムやビートをプログラムすることができる。
カスタマイズのコントローラボードを使って変換されたMIDIデータが電磁ソレノイドにリアルタイムで送信されるそうで、このソレノイドにドラムスティックを取り付けることで、アコースティック楽器として音を鳴らしてくれるのだ。
アコースティックドラムのパターンだけにも使えるが、同期したMIDIのバックトラックを加えたり、オリジナルのドラムサンプルなどを使って、幅広い楽しみ方ができるそうだ。
また、四角い楽器をいくつか組み合わせてドラムセットを作るので、ステージ上でいろんな配置ができ、見た目でも楽しめせてくれる。ステージの広さに合わせて、狭ければ垂直に積み重ね、広ければ間をあけて配置することも可能だ。