日本医療施設不足の対策として
「発熱外来テント」の供給を開始

TSP太陽は、新型コロナウイルス感染症に対応する医療施設が不足している事態を受けて、発熱等の来院者を病院の入口にて動線を分けたスムーズな診察対応を行うための「発熱外来テント」の供給を開始する。

医療現場で院内感染などを防ぐために十分な措置が取り切れない事態や、感染者の対応を行う施設が不足している状況を解消するための発熱外来テントは、次の5つの特徴を持つ。

まず、1. 通常診療と分けて、駐車場等からの直接の対応が可能。2. テントのサイズは、下図のように定尺サイズの中から病院の敷地の広さや用途に合わせて選び、自由に組み合わせやレイアウトもできる。3. 設置は最短時間で完了するため、緊急時にもスピーディーな対応が可能だ。

また、4. オプションとして、机や椅子といったものから、パーテーションや診察ベッド、感染症対策に有効な陰圧システムまで、豊富なバリエーションをワンストップで提供・設置する。5. 設置については、1か月間以上の長期設置を想定しているそうだ。End

▲グランデ

▲「ピッコロ」:簡易性、耐久性、多目的性、多機能性に優れた軽量でコンパクトなテント。緊急対応に備え、敷地やスペースに応じて間口を4mと6mに変更でき、奥行き方向に3mづつ伸縮、延長が可能

▲「エアクラッド」:膜材を2重膜にして空気層を作り出すことにより、空調効率を上げ、外気温の変化に対する影響を軽減