NEWS | コンペ情報
2020.04.09 10:30
クラウドファンディングサイト・Kickstarterは、自宅で作成するプロジェクトの公募企画「インサイド・ボイス」を開始した。
新型コロナウイルスの感染拡大により、多くの人々が自宅待機を強いられ、不安を抱えながらの生活を余儀なくされている。
そこでKickstarterは、このタイミングでクリエイティブ作品に焦点を置くことに疑問を感じる人々に理解を示しながらも、こうした不安な時期こそ、私たちの文化の未来のためにも引き続き創作を続けていくことが重要だと主張。
今回の公募企画では、自宅にあるものを活用して何かを作り上げ、オンラインで作品を共有し、リワードをシンプルなものに抑えた小規模プロジェクトに取り組むことを勧めている。
たとえば、ベッドルームからデモを録音しデジタルアルバムにしてリリースすることや、アパートから一歩も出ずに自宅内だけで短編映画を撮影&編集することなどを例に挙げている。
今は多くの人が外出できず、「インサイド・ボイス(屋内用の声)」しか出せない状況だ。それでもKickstarterは、自分たちの声を表現する方法、「内なる声」を使って他人とつながり合う方法として、プロジェクト制作が有効だとしている。
また、自ら創作しなくても、他のクリエイターの作品を見ることで、エネルギーやインスピレーションが得られることを期待しているそうだ。