カリフォルニアの新しいワイナリー空間
自然を感じるリノベーション施設「House of Flowers」

▲Photography:Douglas Friedman

米カリフォルニア州にあるワイナリー「Flowers Vineyard & Winery」(フラワーズ・ヴィンヤーズ&ワイナリー)は、自然に根ざすという思いを表現できる環境でサスティナブルに生産したワインを紹介したいと考え、新たな空間を探していたという。

そこで、ヒールスバーグ(Healdsburg)という町に15.5エーカーの敷地と老朽化したワイナリーを入手。大幅なリノベーションと拡張を行うことで、文脈とねらいがぴったりと組み合わされ、「House of Flowers」として新しいゲストを迎えることを目指した。

▲Photography:Douglas Friedman

リノベーションを手がけたのは、サンフランシスコに拠点を置くWalker Warner Architects。既存の建築をリモデルすることで、元の構造のほとんどを「リサイクル」し、意匠を凝らすことにより、すでにあったものをアップグレードさせた。

単純な産業用建築を再解釈しながら、訪れた人をこの場所の景観に再び結びつけることが課題になったという。

▲Photography:Douglas Friedman

▲Photography:Douglas Friedman

▲Photography:Douglas Friedman

それぞれの建物を風景のなかに距離をとって配置し、新しい小道を作ったり、庭園を拡大させたりして、ワインを屋内でも屋外でも楽しめるようにした。「ゲストが私たちの家に入るような雰囲気を作り出し、妥協せず作り上げたものを気取らずに酌み交わすことができる、そんなワイン体験を提供したい」というフラワーズのオーナーの希望に沿った建築となっている。End

▲Photography:Douglas Friedman

▲Photography:Douglas Friedman

▲Photography:Douglas Friedman

▲Photography:Douglas Friedman

▲Photography:Douglas Friedman

▲Photography:Douglas Friedman

▲Photography:Douglas Friedman

▲Photography:Douglas Friedman

▲Photography:Douglas Friedman

▲Photography:Douglas Friedman

▲Photography:Douglas Friedman

▲Photography:Douglas Friedman