NEWS | 建築
2020.04.03 16:20
クリエイター集団・ライゾマティクス(Rhizomatiks)は、増床に伴う移転計画で、既存の恵比寿オフィスはスタジオ機能に特化させ、経営・マネージメント・プログラミング・デザイン機能を中目黒オフィスに移転させることになった。
この新オフィスの設計は、長坂常が率いるスキーマ建築計画が手がけることになった。このプロジェクトでは、2つの個室と3つの会議室が必要とされたが、そこにはさまざまなクライアントの出入りが予想されることから、会議室同士の動線の分離が求められた。
そこで、2つある入り口の一方を大会議へ、もう一方を中会議室・個室群へつづく動線とすることで分離を図ったという。
また、オフィス然とした内装を払拭したいというクライアントの希望に対して、最上階なので天井躯体面に断熱が施されており、天井も抜けないので、床をOAフロア表しとした。
床のスチールに合わせて、棚も素地のスチールラックとし、その床の印象が部屋全体に波及させるように仕上げている。