▲Photo by Fernando Meloni on Unsplash

ミラノサローネ国際家具見本市（Salone del Mobile. Milano) は、2020年に予定されていた開催を2021年4月13日（火）～4月18日（日）に延期すると発表した。

さる2月25日には今年の開催について4月から6月への延期を発表し、開催に向けた努力を行ってきた。しかし、新型コロナウイルスに関する世界の状況は一変。各国で緊急事態が続いており、ミラノサローネも止むを得ない決断をするに至ったという。

ただ、2021年はミラノサローネの60周年でもあり、業界全体にとって特別開催年になるだろうと期待を込めている。

毎年開催のサローネ国際家具見本市、ワークプレイス3.0、サローネ国際インテリア小物見本市、S.Project、サローネサテリテに加えて、2021年開催予定のエウロルーチェ、エウロクチーナ/ FTK、サローネ国際バスルーム見本市もすべてが一堂に会するなど、従来の隔年開催見本市が初めて同時開催されることになるからだ。

業界のすべての企業をはじめ、ミラノサローネと相乗的に機能するサプライチェーン全体、そしてミラノの街が再始動する、１度限りの一大イベントの開催を目指すとしている。