NEWS | アート
2020.03.25 16:50
フィンランドの照明アーティスト Kari Kolaは、新しいインスタレーション「Savage Beauty」を公開した。Galway2020 European Capital of Cultureというイベントの一環だそうだ。
フィンランドには曇った冬の季節が長く続くが、同氏はこうした暗い環境を活かした照明作品を作り上げているという。これまでは自然環境のみならず、ストーンヘンジやさまざまな建築物のライトアップを手がけてきた。
この新作もまた、アイルランド西部のコネマラ山地(Connemara)にある氷河湖「Loch na Fuaiche」の周囲に無数の照明を設置。山々の並外れた美しさを背景として、エメラルドグリーンとブルーの光を投影した。
同氏にとっては最大規模の作品のひとつで、波打つような山並みだけでなく、湖面や上空も美しく染め上げている。