ニット編み機メーカーの島精機製作所は、新型コロナウイルス感染症拡大による衛生マスク不足の問題を受け、2020年3月19日（木）より同社ユーザー向けサンプル閲覧・ダウンロードサイト「SHIMA SEIKIユーザーサイト」にて、同社ホールガーメント横編機で編成可能な3Dニットマスクの編成データを提供している。

この立体コットンマスク用のデータは、「SWG041N2」をはじめとする小物用品の編成に適したコンパクトなホールガーメント横編機「ホールガーメント・ミニ（通称）」シリーズの15ゲージ機で編成が可能。

同機のユーザーは、ユーザーサイト内から指定の品番を閲覧し、データをダウンロードするとそのまま活用できるという。

ホールガーメントによる無縫製の3D立体形状のマスクは、顔へのフィット感が高く、ストラップも同時に編み込む一体構造なので耳元へのストレスが軽減、ストラップを取り付けるための後工程も不要だ。また、ウイルスカットフィルターの挿入口も編み込まれており、市販のウイルスカットフィルターや綿ガーゼなどの装着ができる。