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2020.03.19 16:33
クボタとマイクロソフトは、クボタのデジタルトランスフォーメーションの推進に向けて、複数年にわたる戦略的提携を発表した。
この提携により、クボタのITインフラやSAPなどの基幹システムを、クラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」を基盤とするクラウドに移行することもあわせて表明した。
Microsoft Azureを標準基盤にすることで、クボタは業務を合理化し、イノベーションを加速するとともに、ソリューション提供型のビジネスへの移行を目指すという。
クボタは、世界各地のニーズに応じた農業機械を通じ、増大し続ける食料需要に応える一方で、水環境分野では、水道管から水処理施設に至るまで豊富な製品群でトータルソリューションを提案している。
そこでイノベーションの創出を目的に、マイクロソフトと協力して新たに「AI Machine Learning Labプロジェクト」をスタート。クボタはこのプロジェクトにおいて、AIソリューションを開発する新たな技術者の育成や社内の業務革新、食料・水・環境分野における新サービスの構築を目標としている。