電動トラックを手がけるアメリカのスタートアップ「Bollinger Motors」は、特許出願中のEシャシーを公開した。

このシャシーは世界初となるクラス3の電動プラットフォームで、商用にくわえて汎用性も考えて設計。先に開発した予約受付中の「B1 Sport Utility Truck」や「B2 Pickup」と同じプラットフォームで、Bollinger Motorsが今後開発するモデルのみならず、その他のトラックにも対応できるという。

▲「B1 Sport Utility Truck」

120 kWhバッテリーパックを搭載し、走行距離に合わせてオプションで180 kWhバッテリーパックまで搭載が可能。全輪駆動であらゆる地形に対応し、デュアルモーターにより5000ポンド（約2200kg）までの積載ができる。ペイロード「B1」および「B2」とともに製造を行い、2021年には市販される予定だそうだ。

▲「B2 Pickup」

「クラス3 の『B1』を最初に開発したとき、このプラットフォームが商用に適していると思いました」と語るのは、同社CEOのRobert Bollinger。「キャブ付シャシーだけでなく、まったく新しいトラックのボディでも当社のEシャシーが使え、電動で世界中をフルスピードで駆け抜けることができます」。