NEWS | サイエンス
2020.03.11 17:07
NASAが展開している火星ローバー「キュリオシティ」がとらえた、火星表面の超高解像度360度パノラマ画像が公開されている。
今回のパノラマ画像は、2019年11月24日から12月1日にかけて火星で撮影されたもので、1,000枚以上の画像を使い、数か月にわたって丁寧に再構成しているそうだ。
遠景は約18億ピクセルという超高解像度の望遠レンズで撮影し、ローバー付近の画像は約6億5,000万ピクセルのカメラでとらえているという。
サイト内のツールを使えば、画像を拡大することができ、より間近で火星表面の様子を楽しむことができる。また、公開された動画では、直径4.8kmのクレーター(Slangpos Crater)やかつてあったとされる湖の痕跡、非常に幅の広い崖(Greenheugh pediment)のほか、キュリオシティのさまざまなパーツや走破した後も解説つきで紹介している。
SF映画のようなあまりにもリアルすぎる火星表面の画像を、ぜひフルスクリーンで見てみよう。