NEWS | アート / プロダクト
2020.03.06 15:34
I-neが展開するボタニカルライフスタイルブランド「BOTANIST(ボタニスト)」は、Van Gogh Museum(ゴッホ美術館)とコラボレーションし、「ゴッホデザインシリーズ」を期間限定で発売する。BOTANISTのアーティストとのコラボレーションおよびゴッホ美術館の日本の消費財ブランドとのコラボレーションは、今回が初めてだ。
生涯を通じ植物を愛したといわれるフィンセント・ファン・ゴッホの世界観を感じられる14商品をラインナップ。ファン・ゴッホの代表作「ひまわり」と「アーモンドの花咲く枝」の2種の限定パッケージデザインで展開する。
2020年2月28日(金)よりルクア大阪店にて数量限定で先行販売を開始し、3月3日(火)より順次、BOTANIST Tokyo、公式WEBサイト・オンラインストア、3月13日(金)より全国バラエティショップで販売を開始する。
また、同ブランドは2020年で5周年を迎えたことから、「共に⽣きる」をテーマに、2020年中に4本の動画配信をはじめとしたアクションを行っている。
動画の中では、様々なボタニカルライフスタイルをフィーチャーし、この時代をより豊かに暮らすためのヒントを探求。
1月に発表した動画に続く第2弾のテーマは「創造性」。日頃から身の回りにある自然に美を見出し、人物を描くように植物の表情を絵画として残した、フィンセント・ファン・ゴッホの「創造性」の源に迫る内容だ。
ゴッホは生涯にわたり、自然への敬愛をアートを通じて表現した。「ひまわり」では、そこに描かれる姿は植物というよりも「人格を持った存在」として、悲しみに滲んでいたり、元気があったり、さまざまな表情を持つ。
ゴッホが世界中の人々を魅了し続ける理由はそこにあると、ゴッホ美術館・主任学芸員 エドウィン・ベッカーは語る。ロッテルダムのアーティスト、ヴァウタ―・ヴェニマにとっても、自然は大きなインスピレーションの源だという。
道端に落ちている植物を燃やして灰にし、塗料として調合する彼の実験的なアートの裏には「植物のストーリーをより深く知りたい」という純粋な好奇心や、薄れゆく「つながり」を人々に思い出してほしいという切実なメッセージが込められている。