フランスのデザイナー フィリップ・スタルクは、2020年春のアイウェアモデルとなる「SPHERE」コレクションを公開した。

スタルクとアイウェアメーカー Luxotticaのコラボレーションによる「Starck Biotech Paris」から生まれた「SPHERE」では、スタルクを象徴する横長のフレームからヴィンテージ風のデザインまで、5タイプのアイウェア・サングラスを用意。

ネジやジョイントのないヒンジ部分は360°回転する「Biolink®」の自然な発展形で、多方向の自由な動きを提供。そしてこのユニークな設計から、スリムなチタンのテンプルとハイテクポリマー「GravityEvo®」でできたフロントを組み合わせた独自の超軽量フレームが生まれた。

スタルクは「SPHEREは、自然がもつ無限の知性からインスピレーションを得ています。球体は私たちが生きる世界でもっとも純粋でしっかりとした構造であり、完璧さを体現しています。ミニマルな完璧さには本質的な美しさが現れるのです」と語っている。

ちなみに、コレクションの専用ケースはその50％にリンゴ繊維とするなど、環境に優しい素材を採用しているそうだ。