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2020.03.05 15:16
日建設計は2020年3月2日(月)、太陽光発電と国産間伐材を活用したエコ・クールスポット装置「COOL TREE」の新コンパクト版「COOL TREE LITE(クール・ツリー・ライト)」を、東京・飯田橋にあるi-Garden Air(アイガーデンエア)/フロントフォーラムに試験設置した。
COOL TREEは環境性とデザイン性を兼ね備えたクールスポットで、屋外パブリック空間に設置し、真夏の屋外で快適に過ごせるようにするもの。日建設計、銘建工業、光栄、村田製作所の4社により2018年に開発された。
2019年には、ヒートアイランド現象が進行する都会の街並みにより合うサイズと形状を考え、約4m四方で正方形の「LITE」が誕生。構造物から放出されるミストが気化熱によって空気を冷やすとともに、視覚的な涼感を演出してくれる。
さらに、開放感のあるヒノキ材の格子日除けが、木陰のように直射日光を遮り、ペルチェ効果を利用した「クールベンチ」に座ることで、体をクールダウンさせることもできる。
2020年9月までの設置予定で、ミストやクールベンチなどのクールデバイスの運転は5月以降に開始する見通し。クールデバイス運転の開始までは、太陽光発電による夜間のライトアップと、スマートフォンの充電などに利用できるコンセント差込口を2か所設置している。
クールスポット「COOL TREE LITE」
- 設置期間
- 2020年3月2日(月)~9月(予定)
- 設置場所
- アイガーデンエア 内 フロントフォーラム
- 詳細
- https://www.nikken.jp/ja/news/press_release/pj4urv0000001ql8-att/pj4urv0000001qm3.pdf