NEWS | プロダクト
2020.03.04 13:57
スイスの自動車メーカー Micro Mobility Systemsは、同社が手がける小型EV「Microlino」の新バージョン「Microlino 2.0」と電動スクーター「Microletta」を発表した。
Microlinoはこのサイトでも以前紹介したが、新しい外観の「2.0」では安全基準に合わせて車両構造全体を再設計。リアの全幅を広げて安定性を向上、これにともなって全体のサイズも変更したという。新しいインテリアやカラーリング、シートカバー、リムなども今後発表するそうだ。
また、モーターもより強力で効率的なものを採用し、Aピラーも薄くして視認性を改善。価格は12,000ユーロ(約144万円)を維持するとしている。
一方、Microlettaは、時速80kmまで出せる電動3輪バイク。自動車免許証で運転できるそうで、フロントホイールを2輪にすることでカーブでの安定性が増し、制動距離も短くなるという。さらに、停車時にはスクーターが転倒しないようにロックがかかり、雨天時に足を地面に着いて靴が濡れることもない。
価格は4,900ユーロ(約58万円)で、予約受付を開始しているが、今のところMicrolinoの開発に専念するとのことで、Microlettaの製造開始時期は未定だ。