アメリカ人アーティスト Daniel Arsham（ダニエル・アーシャム）とポケモンが、コラボレーションプロジェクトを展開することを発表した。ポケモンが現代アーティストと本格的なコラボレーションを行うのは初の試みだ。

同プロジェクトでは、ポケモンをモチーフとしたArshamの作品シリーズ「Relics of Kanto Through Time」を核としながら、あらゆるアプローチを通じて作品の魅力を発信していく。

Arshamは「フィクションとしての考古学」をコンセプトに制作をするアーティストで、現在（いま）の世界をあたかも未来から観るようなその作品は、観る者の想像力を誘発する。

今回は自らが思いを寄せる「ポケモン」を題材に彫刻作品を制作した。ポケモンを愛すべき「生きもの」として、あるいはその遊びを象徴するアイテムひとつひとつを、彼なりの考古学的アプローチによって解釈し、表現している。

これから1000年後、西暦3020年にポケモンを発掘してみると――？　空想の未来に遊ぶArshamの目を通して、ポケモンのポジティブな未来を想像することができるだろう。