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2020.03.03 17:04
エコノミークラスの長時間の空の旅では、誰もが横になって眠りたいと思うだろう。ニュージーランド航空は、エコノミークラス向けに横になって休めるベッドのプロトタイプ「Economy Skynest」を公開した。
同社が3年間をかけて研究開発に取り組んだのは、足を伸ばして横になれる6部屋分の睡眠ポッド。全長は200cm以上、幅も58cm以上を確保し、枕やシーツ、ブランケット、耳栓、カーテン、睡眠時にも使える照明を備える。また、読書灯やUSBポート、換気孔といった機能の追加も検討しているそうだ。
オークランド・ニューヨーク間では片道最大17時間40分もかかるそうで、同社は「世界最長のフライト」を提供していることになる。そこで、乗客の苦痛を少しでも和らげて、乗客の増加につなげようとこのサービスを考案。
まずはこの航路を念頭に置いているようで、当局の認可など課題はまだあるが、すべてクリアされれば2021年には本格導入する意向を示している。