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2020.03.02 17:21
博報堂DYホールディングスのグループ横断型組織「デジタルロケーションメディア・ビジネスセンター」は、2019年度に続き、「移動する生活者」に関する第3回の調査を実施した。
2020年度はシナラシステムズジャパン社と協働し、位置情報を活用する調査に対して個別明確な同意を取得したユーザーに対してアンケート調査が行える「Location Based Research」を活用。2020年1月18日(土)から1月23日(木)まで、東京都・千葉県・神奈川県・埼玉県在住の15 歳~69歳の男女3,000 名を対象としている。
今回は、東京の30のエリアでそれぞれ一定頻度以上の来訪ログがある対象者を抽出し、これを「訪問者」と定義。移動に関する実態や生活全体における商品/サービスのカテゴリに対する購入・利用状況・意識などを、個人を特定しない形で聴取・分析したという。
この結果を踏まえ、エリアごとの訪問者の特性を可視化した「東京生態マップ」を作成。
場所への来訪経験などは対象者の記憶が曖昧なことが多く、これまで実態把握が困難だった。今回のように、生活者のリアルな行動を起点に、特定のエリアや時間帯に存在する生活者の商品購入やサービス利用等の特性を把握できれば、企業はより精緻なマーケティング活動ができるとしている。