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2020.03.02 16:59
使用済みの使い捨てカイロを活用した水質浄化プロジェクトに取り組むGogreengroupは、東京海洋大学の佐々木剛教授が監修のもと、実用化に向けて2017年からプロジェクトを立ち上げ、活動してきた。
そしてこのほど、全国から使い捨てカイロを集め、障がい者支援NPO法人「真成会」に通う利用者が成形した「Go Green Cube」を作成、量産化を目指してクラウドファンディングを実施している。
同製品は、化学洗剤など生活排水の影響でヘドロが発生し、臭いを放つ川、海、池などに撒き、一定期間(半年~1年)を置くことで、もともと地球にある自浄作用が活性化され、魚が住める状態にまで水質が改善されるという。
水質浄化運動によって集客が見込める地域や企業、水質改善によって観光客増加などに見込みのある全国のサービス業や地方自治体、水産物を商品とする事業者、庭園に池のある飲食店、ゴルフ場など、さまざまな企業・団体・事業者へのサービスの提供を目指すことで、事業化する仕組みを実現したそうだ。