NEWS | 建築
2020.03.02 16:23
パリを拠点にする建築スタジオ FUGU®は、ミニマリズムを体現するモジュール式の構造物やテントなどを展開している。
これまで手がけてきた構造物はドーム型をしているものが多く、なかでも「Alpin Cocoon」はモジュール式の宿泊施設となるものだ。オープンエアでハイエンドなホテル並みの快適さが味わえ、またドームの大部分は屋根に覆われているが、開口部も大きく、眼前に広がる自然の景色が楽しめるという。
同社では複数のタイプを用意。面積30m²・2人用の「FUGU DELUXE」、40m²で9m²の中二階がついた4人用の「FUGU FRIENDS & FAMILY」、そしてさらに大きなドームもカスタマイズ可能。家具や装飾なども選べる。
フランスの南アルプスにあるレ・ゾル(Les Orres)では、このドームを活用したホテル「Alpin D’Hôme」もオープンを果たした。木造だが雪深いこの地域でもしっかりとした構造で、断熱性にも優れ、天然素材を使った「エコロッジ」なのだそうだ。