明治が食品ロス削減や物流効率化に向け
賞味期限表示を「年月日」から「年月」へ順次移行

▲(上)【変更前】「年月日」表示の一例、(下)【変更後】「年月」表示の一例

明治は、賞味期限が1年以上の家庭用商品(常温・冷凍商品)100品目以上を対象に、賞味期限の表示を「年月日」から「年月」へ変更する取り組みを、2020年2月より順次拡大していき、あわせて、賞味期限の延長も行うと発表した。

同社はこれまで、チョコレートや乳児用液体ミルクなど一部商品にて「年月」表示をしていた。今回、対象商品を100品目以上増やし、本格的に賞味期限の「年月」表示化を進めていく。

その第一弾として、2020年2月よりプロテイン粉末「ザバス」の賞味期限を「年月」表示に変更。今後も順次「年月」表示へ切り替え、2020年度中の移行完了を目指す。

「年月」表示への取り組みを拡大することで、サプライチェーン全体での食品ロスの削減に貢献するとともに、物流の効率化などに寄与していくとしている。End