北陸から工芸・アート・デザインを発信するイベント
「GO FOR KOGEI~北陸で出会う、工芸の可能性~」開催へ

北陸工芸プラットフォーム実行委員会は、2020年8月から11月にかけて、北陸から工芸・アート・デザインを発信するイベント「GO FOR KOGEI~北陸で出会う、工芸の可能性~」を開催すると発表した。

6か所の歴史建造物で繰り広げる大型展覧会をはじめ、作家や職人に出会える100か所の「工房見学体験」、工芸の新しい価値を創造する「工芸ハッカソン」に加え、6つの産地の工芸祭&Art Fairを同時開催する。

▲須藤玲子の作品

▲伊藤慶二の作品

展覧会は「世界の眺め -今日のアート、クラフト、デザイン」と題し、キュレーターに秋元雄史(東京芸術大学大学美術館長・教授)を迎えて、北陸各地を代表する国宝級の歴史建造物を舞台に3県6か所で展開。参加決定作家は、須藤玲子や伊藤慶二をはじめとする23名。会場は那谷寺(石川県)や勝興寺(富山県)を含む6ヵ所となっている。

▲工房見学体験(HACOA)

「工房見学体験」は、作家や職人に出会える工房見学/制作体験プログラムで、参加予定工房の第一弾(30工房)も発表されており、普段は足を踏み入れられない「ものづくりの現場」を肌で感じることができる。

また、「工芸ハッカソン」は、異業種からの参加者がチームを組み、短期間で課題解決提案を行うもの。北陸から3つの工房を選出し、クリエーター、エンジニア、科学者等によるチームを結成し、イノベーションを引き起こすそうだ。

金沢21世紀工芸祭

RENEW

会場・参加作家/工房・イベントはいずれも多岐にわたっている。公式サイトで詳細を確認してほしい。End