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2020.02.26 15:28
eVTOL航空機を開発する東大発のスタートアップ「テトラ・アビエーション」は、米ボーイング社が後援する空飛ぶクルマ開発コンペ「GoFly」への挑戦を通じて、日本企業としては初となる米国での試験飛行許可を取得したと発表した。
この許可を得るために、米国連邦航空局(FAA)による設計や安全性のチェック等を受けており、今後は商業化に向けて実際に飛行させ、さらに実証実験を進めていく。
またこれにより、現在開発中の垂直離着陸航空機「teTra Mk-3E」(通称「テトラ3」)は、実機体での本格飛行運用試験フェーズに移行。
米国時間の2020年2月27日(木)から2月29日(土)にかけてシリコンバレーにあるNASAエイムズ研究センターにて行われる「GoFly」世界大会決勝(Final Fly Off)に向けて、試験飛行を開始している。
これまで未公開だった「テトラ3」も披露され、「GoFly」世界大会決勝での飛行も可能となった。そして、今回取得した許認可にもとづいて、世界大会終了後も商業運用に向けた開発と試験を継続することができるそうだ。