昆虫食のANTCICADAと遠野醸造が共同開発
世界初のコオロギを原料に使用したクラフトビールが限定販売

▲photo by Hiroki Yamaguchi

昆虫食の魅力を探究するANTCICADA(アントシカダ)と、岩手県遠野市の遠野醸造は、コオロギを原材料に使用した世界初のクラフトビール「コオロギビール/ Cricket Dark Ale」を開発した。2020年3月15日(日)から3月18日(水)まで、東京・渋谷パルコ「COMINGSOON」にて限定販売する予定だ。

今回開発したのは、こだわりの国産コオロギを使って製造したビール(ダークエール)。丁寧に焙煎したフタホシコオロギとローストモルトを麦汁に加え、コオロギの香りとうま味を存分に引き出しているという。

▲クリーミーな口当たり、重厚感のあるコオロギの味わい

▲ローストしたフタホシコオロギとモルト、どちらも香ばしい

原料は「太陽グリーンエナジー」のフタホシコオロギを使用。福島県にあるファームにて、室温・湿度管理を徹底した最適な環境下で、社食のロスで出る野菜などを餌に育成したコオロギで、収穫後も丁寧な洗浄と熱処理を加えているので、安心安全に口にできる。

▲品質管理が徹底された「太陽グリーンエナジー」のコオロギ

▲料理人や研究者など多様なメンバーで活動

また、コーヒー、カカオ、カモミールのような香りが先行し、口に含むと苦味とコク、キャラメルの香り、うま味の余韻が長く続くそうで、ビターチョコやコーヒーナッツ、ドライフルーツなどとよく合うそうだ。End

コオロギビール POP-UP STAND by ANTCICADA

会期
2020年3月15日(日)~3月18日(水)
10:00~23:00 入場無料
会場
COMINGSOON(渋谷パルコ1F)
詳細
https://comingsoon.tokyo/cricketbeer/