NEWS | 展覧会 / 工芸
2020.02.25 15:09
様々なつくり手とともに「美意識のある暮らし」を探求するIDÉE CRAFTSでは、2020年3月20日(金・祝)から4月6日(月)まで、イデーショップ六本木店にて陶芸家・二階堂明弘の作陶展「sakura」を開催する。
静岡・修善寺の工房を拠点に、ニューヨーク、パリ、台湾など海外でも多数の個展を開催している二階堂。繊細でモダンな薄造りの器は、凛とした佇まいでありながら、手に馴染む土の感触が心地よく、素材の力を感じさせるものである。
また、和洋どちらにも調和して料理を引き立てる器は、さまざまな料理人からも支持されている。
その代表作といえば「錆器(しょうき)」と呼ばれる黒色の器。鉄分の多い土を成形したのちに、刷毛で鉄の粉末と銅を主原料とする釉薬を塗り重ねており、シンプルでありながら、刷毛目が絶妙な表情を生み出し、美しく経年変化した鉄のような質感が特徴だ。
約1年半ぶり3回目となる同展では、器や壺、花器など新作を含むさまざまな作品を多数紹介。また会場では、華道家・平間磨理夫が季節の花々を大胆に活け込んだ大壺や花器が、春の薫りを添えるそうだ。
二階堂明弘 作陶展 sakura
華=平間磨理夫
- 会期
- 2020年3月20日(金・祝)~4月6日(月)
- 会場
- イデーショップ 六本木店
- 詳細
- https://www.idee.co.jp/shop/tmd/