青山ブックセンターが新しいロゴを発表
タカヤ・オオタが手がける今後30年を見据えたデザイン

東京・渋谷にある青山ブックセンターは、新しいロゴを発表した。これまでの店名の頭文字「ABC」にブルーとグリーンのツートンカラーだったものから、「AOYAMA BOOK CENTER」を明記して三色の本を積み重ねるデザインとなった。

出版やコミュニティ作りなど、長らく変化のない本屋のあり方を変えていきたいという同店。「今以上に本を売り、いい本屋を目指したい。青山ブックセンター、本屋の可能性を拡張したい」という想いからロゴを一新。

これまでに印象に残っていたさまざまな企業やサービスのロゴと、事務所も店舗から近いことがきっかけとなって、デザインは、コーポレートロゴなどを数多く手がけてきたタカヤ・オオタに依頼した。

新しい取り組みをしていく度に、出発点、立ち返る原点、源流となるロゴを変える必要があると考え、今後30年を見据えた新しいロゴの作成を依頼したという。創業から2度の閉店などを経て、店舗ロゴができた経緯や込められた想いを知っているスタッフが誰もいくなった今こそ、ロゴを変えるタイミングだと直感が働いたそうだ。

どんな商いも時代の変化に合わせて変わっていくべきだとして、本屋・書店の未来を切り開く新しい旗印にしたいとしている。End